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[コラム] サブコンとアイドル

2015年度は、つりビットとFullfull☆Pocketの2組がグランプリを受賞しました。
48系列のグループを筆頭に少しずつ勢力を拡大してきたアイドルグループの初のグランプリ。
一つの時代の象徴と言ってよいのではないでしょうか。

2015年度にランクイン(1次投票通過)したアイドルグループは何組でしょうか?
ざっと振り返ってみました。(ざっと見ながらのカウントですので、抜けがあるかもしれませんので、気づいた方はご指摘ください。)

総勢18曲。

2次投票の対象となった243曲中18曲、というと騒ぐほどの数字でもないように聞こえますが、全体の7.6%というと、母数が総エントリー数の約4,000曲であれば、アイドルというジャンルで年間300曲がエントリーされていることになります。実際はカウントしてみないとわかりませんが、だとしても納得するくらい、サブコンでも当たり前になっているジャンルと言えそうですね。
投票者ごとの1次投票での投票履歴は以下の通りです。(クリックして拡大してください。)

2016-05-28 9-06-49

こうしてみると、ほとんどの参加者が1曲以上に投票しています。2,3年前とはかなり景色が変わったのではないでしょうか。

参考までに、表の下段の「全体」については、2次投票対象曲に対して各投票者が1次投票曲で何曲投票したか、という集計です。
こうしてみると、86曲をカバーしている、まんちゃさんの投票範囲の広さは際立ちますが、全参加者の投票が幅広くピックアップされていることがわかります。

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今、勢いのある常連アーティストは?

2016年で10年目に突入するサブコン。

そろそろ企画開始以来の総得点順で集計した常連アーティストの顔ぶれは固まってきていると思いますが、2015年に新たに常連入りしたアーティストの顔ぶれはどんな感じでしょうか?常連アーティストはそれぞれ、最も勢いがあったのはいつの時期でしょうか?

そんな観点から、データをまとめてみました。それでは、常連アーティストと年ごとの総得点の分布をご覧ください。

(集計対象:2007年5月度~2015年12月度1次投票)

2015年のみの得点で総得点ベスト100に入っているのは、コレサワ(暫定81位)のみでした。

参加者が増えて1次投票の得点が積みあがりやすくなったとはいえ、9年分の積み重ねを塗り替えるのはそう簡単ではないようです。

続いて、2015年の得点が期間中一番多いアーティストは15組。

7年目にして初グランプリを獲得したUNISON SQUARE GARDEN、前年に引き続き2度目のグランプリを獲得した米津玄師を始め、今年飛躍したアーティストが目立ちます。

ちなみに、2007年から9年間毎年エントリー・得票しているアーティストはいきものがかり、秦基博、ゆず、の3組のみです。

コンスタントに活動し、評価を得るということがいかに難しいかがわかるデータですね。

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投票者別の2015年一押しアーティスト

2015年1月度~12月度の期間中の1次投票で投票したアーティストを参加者別に集計してみました。

横の並びももちろんですが、縦に眺めてみると、各月のグランプリアーティストをはじめ、常連アーティストの分布が現れていていますね。

UNISON SQUARE GARDENは3名、back numberは5名の方が複数回プッシュしています。

※アーティスト名横のカッコ内は総投票ポイント。(各月1位…10pts、2位…9pts…10位1ptで集計)

1位2位3位
ADATZbacknumber_シャンデリアThe sound of swells タグチハナリリィさよなら
back number (30)タグチハナ (20)リリィ、さよなら (16)
airmailコレサワ_君のバンド桐嶋ノドカメトロノーム 米津玄師
コレサワ (17)桐嶋ノドカ (16)米津玄師 (16)
todojunパスピエGalileo Galileiからっと
パスピエ (25) Galileo Galilei (20)からっと☆ (19)
かわさきワールドワイドウエブは死んでる ハルカトミユキnowisee僕が雪を嫌うわけ 空想委員会
ハルカトミユキ (55)nowisee (39) 空想委員会 (21)
ハマの大砲アフィリアサーガ君はファンタジー サンドクロックコメットルシファー ~The Seed and the Sower~ fhana
アフィリア・サーガ (18)サンドクロック (16)fhana (12)
リヴィエラブルーAwesome City Clubbacknumber_シャンデリアRhiwa
Awesome City Club (16)back number (16) Rihwa (15)
リスト係365日の紙飛行機 AKB48大原桜子Funny Bunny アイドルネッサンス
AKB48 (19)大原櫻子 (11)アイドルネッサンス (10)
まんちゃ☆ウロコ雲とオリオン座 つりビットメトロノーム 米津玄師ディアブレイブ 鹿乃
つりビット (20.1)米津玄師 (19)鹿乃 (19)
えむけーGacharic spin藍井エイルLiSA
Gacharic spin (24)藍井エイル (22.1)LiSA (21.1)
ノースフライトコレサワ_君のバンド校庭カメラガールぽわん
コレサワ (16.1)校庭カメラガール (16)ぽわん (10)
げんしんbacknumber_シャンデリアSuzu7!!
back number (27)Suzu (15)7!! (15)
まいまいウロコ雲とオリオン座 つりビットw-inds.backnumber_シャンデリア
つりビット (21)HKT48 (20)back number (15)
hawaiibemパスピエコメットルシファー ~The Seed and the Sower~ fhanaUNISON SQUARE GARDEN
パスピエ (18)fhana (14)UNISON SQUARE GARDEN (13)
なっくる365日の紙飛行機 AKB48w-inds.UNISON SQUARE GARDEN
AKB48 (20)w-inds. (17)UNISON SQUARE GARDEN (14)
micarosuUNISON SQUARE GARDEN僕が雪を嫌うわけ 空想委員会田園 岡野宏典
UNISON SQUARE GARDEN (19)空想委員会 (19)岡野宏典 (15)
ヒガサワbacknumber_シャンデリアワールドワイドウエブは死んでる ハルカトミユキコレサワ_君のバンド
back number (20)ハルカトミユキ (16.1)コレサワ (13)
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J-POPで一番多いタイトルとは?

前回のコラムで、100か月間で約26,000曲のエントリー曲があったとご紹介しました。

素朴な疑問。

J-POPで最も「よくあるタイトル」とは何でしょうか?

そしてそれは、この約8年間で一体何曲リリースされているでしょうか?

正解はこちら

2015-10-22 22-03-54

「one」16曲

次いで「東京」14曲、「虹」14曲、「Life」14曲。

いかがでしょうか?

確かにどれもよく見かけるタイトルですし、ベスト20にも選出されてますね。

・・・と、言いたいところですが、実はあと3つ上位があります。

改めまして、ベスト3はこちらです

2015-10-22 22-06-04

1位、「ありがとう」は圧倒的に人気です。なんと37曲もエントリーされています。みなさんは何曲思い出せますか?

2015-10-22 22-10-14

まだまだあります・・

2015-10-22 22-10-40

グランプリ獲得のSUPER BEAVERをはじめ、いきものがかり、D.W.ニコルズ、大橋卓弥、上位ランクイン曲も多いですね。

平均すると3か月に1度以上のペースで新しい曲が登場しているくらいに比較対象も多いわけですが、それでもリスナーの心に届く名曲が多いテーマ、ということでしょう。

「ありがとう」/SUPER BEAVER ・・・2014年2月度グランプリ

さらに言えば、「Thank you」という曲もあったりするわけで、完全一致で集計してもこれだけの数になるというのは驚きですね。

こんな感じで、色んなデータを紹介していきたいと思います。

 

 

 

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[記録室]エントリー曲数の推移

「新・サブコンサイト」の立ち上げから早1年。これまではほぼ結果発表用途で使用してきましたが、今後は幅を広げていきたいと思います。記録室というには大げさかもしれないですが、データを交えながら、ちょっとしたコラム記事を企画の合間に共有できれば、と思います。

環境の変化に合わせて少しずつ形式を変えながら運営してきた当企画ですが、毎月リリースされる音源を可能な限りリストアップして聴いて、お気に入りを共有する、という基本スタイルは2007年5月のスタート時から、ずっと続いています。つまり、今月、2015年8月度で100か月目を迎えます。その間、参加者のみなさんは一体何曲の新曲を聴いてきたのでしょう?

下図に、各月のエントリー曲数をまとめてみました。エントリー総数は何等かの試聴リンクがあったもののみをカウントしています。
(図、凡例・・・上段:必聴曲、下段:エントリー総数)

2015-10-12 13-30-22

これらを合計すると、必聴曲のみで14,512曲、エントリー総数はなんと、26,262曲に上ります。
直近1年間の平均は、必聴曲143曲、エントリー総数380曲です。

もちろん数をこなすことだけでどうこうというわけではありませんが、サブコンならではの音楽との向き合い方を発見できた、と参加者が口を揃えて言う根底には、量もカバーしてきたという達成感があるのでしょう。

月1時間確保して2次投票に参加してみるだけでも、年240曲聴くことになり、気が付けばJ-POPの動向にはかなり詳しくなっていることでしょう。