カテゴリー: チャート

例年通り、エントリー総数が非常に多い11月度。

接戦になるかと思いきや、欅坂46が今回も独走を守り、デビューからの3連覇を達成。

前2作と比べると、メッセージソングからポップミュージックとしての色合いがより強まった今作、メロディーはますます磨きがかかっていますね。

あいみょんは大台超えの54ポイントをマークしましたが、惜しくも2位。「自殺」をテーマにした張り詰めた世界観ながら、目のやり場に困るような感じはなくて、不思議と温かみのある曲ですね。

前作に続くエントリーのサトウトモミは今回も5位という好位置をマーク。こちらも今後の動向が楽しみです。

今年度残り4か月。欅坂1強と言ってよい今年度のサブコンですが、それだけに年間グランプリの行方は分からなくなってきました。

引き続き、本年もよろしくお願いいたします。

1		二人セゾン	欅坂46	67.2	MV
2		生きていたんだよな	あいみょん	54	MV
3		好きだから言えない	ももちひろこ	33.1	MV
4		おーい兄ちゃん	カノエラナ	28.1	MV
5		甘いオレンジ	サトウトモミ	27	MV
6		Starry Wish	水瀬いのり	25	MV
7		きみがいるなら	7!!	21	MV
7		おひさまスプラッシュ！	Fullfull☆Pocket	21	MV
9		LAST HERO	BLUE ENCOUNT	20	MV
10		正義の歌	ミオヤマザキ	19.1	MV
10		涙腺	近藤晃央	19.1	MV
12		ハッピーエンド	back number	19	MV
13		Love me	KEYTALK	17.1	MV
14		bravo!bravo!bravo!	GOODWARP	17	MV
14		本をめくるように	古舘佑太郎	17	MV
14		エミリー	図鑑	17	MV
17		君のせい	SORAMIMI	16.1	MV
18		辛夷の花	こぶしファクトリー	16	MV
19		Bloom	ガーリッシュナンバー	15	MV
19		流星雨とアンブレラソング	ジョゼ	15	MV

星野源が3年ぶりのランクインで見事グランプリ。

サブコンでの過去のランクインを振り返ってみると・・

2010年6月度　「くせのうた」：18位

2011年3月度　「くだらないの中に」：16位

2012年2月度　「フィルム」：16位

2012年7月度　「夢の外へ」：19位

2013年9月度　「地獄でなぜ悪い」：13位

と、いずれも支持は集まるものの、上位にはもう一歩という位置でした。

今作はTBS火曜ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のテーマ曲。

これまでの玄人好みの詩人から、特徴は活かしながら大衆に開かれたポップアーティストに変わった作品という印象ですね。

最近のグランプリ曲を振り返っても、これだけお手本のようなポップミュージックは久々ではないでしょうか。

 

続く2曲はMOROHAの「四文銭」とサトウトモミの「ヘッドホンから流れてった」。

MOROHAは「上京タワー」に続いて2度目の2位。CDありきの音楽ではなくて、一度きりのライブパフォーマンスを大事にしている姿勢が感じられる熱さが今回も際立っています。

サトウトモミは今作がデビュー作。ふわふわした感じの歌声ですが、打ち込みに引き立てられていてバランスが抜群ですね。早速まもなく開始される11月度にも新作がエントリーされており、今後の活躍が楽しみです。

 

1		恋	星野源	44	MV
2		四文銭	MOROHA	36	MV
2		ヘッドホンから流れてった	サトウトモミ	36	MV
4		俺がお前の父ちゃん	高田リオン	33	MV
5		君の住む街	関取花	31.1	MV
6		Slave of Love	ビッケブランカ	29	MV
7		オムライス	杉恵ゆりか	28.1	MV
8		砂の塔	THE YELLOW MONKEY	24	MV
8		スーパームーン	井上緑	24	MV
10		A Short Film	LILI LIMIT	22.1	MV
11		70億のピース	秦基博	22	MV
12		Remember me	安次嶺希和子	20.1	MV
13		Tonight	SHE'S	19	MV
13		カガミヨカガミ	高橋みなみ	19	MV
15		The last rain	Uru	18	MV
16		NANIMONO (feat. 米津玄師)	中田ヤスタカ	17.1	MV
17		リッケンバッカー	リーガルリリー	17	MV
18		モノローグ	ゆるふわリムーブ	16	MV
19		妄想フィッシング学園	つりビット	15.1	MV
20		パッション	ソンソン弁当箱	15	MV

 

 

 

欅坂46がデビューからの２冠を達成。

４月度のグランプリに輝いた『サイレントマジョリティー』に続いて、今回も１次投票だけで実質決定といってよい独走状態でした。

語りとサビのメロディーだけで勝負あり。メリハリの効いた楽曲はアイドルというよりもコーラスをフィーチャリングしたヒップホップのような気迫さえ感じさせます。

それに続く上位陣は高橋優12回目、ハルカトミユキ８回目、いきものがかり26回目と、常連勢が固める形になりました。

1		世界には愛しかない	欅坂46	52.1	MV
2		光の破片	高橋優	38.1	MV
3		ラストシーン	いきものがかり	33	MV
3		DRAG＆HUG	ハルカトミユキ	33	MV
5		un secret	霜月はるか	30	MV
6		追憶の花	∞Z	27.1	MV
7		ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL	チームしゃちほこ	26	MV
8		さとうくん	中村千尋	25	MV
9		前前前世	RADWIMPS	24.1	MV
9		ブルータウン	上北健	24.1	MV
11		サクラメンタル	キバオブアキバ	21	MV
12		斜め45度	中嶋ユキノ	20	MV
13		ものがたりは今日はじまるの feat.サンボマスター	吉澤嘉代子	18	MV
14		FLY	7!!	17	MV
14		蝶々結び	Aimer	17	MV
14		有終の美	Cocco	17	MV
14		ママゴト	Sugar’s Campaign	17	MV
18		いつかの自分	anderlust	15	MV
18		calling	fhana	15	MV
18		ロストシー	split end	15	MV
21		また会ってください	長濱ねる(欅坂46)	13.1	MV
22		はなみずき	あーた	12.1	MV

上位5曲が4.1pts差にひしめく大混戦となりました。

1次投票0.9ptsで2位だったふくろうずが逆転グランプリ。

過去2回のランクインから大幅な飛躍となりました。（「ごめんね」2010年10月度13位、「テレフォンNo.1」2013年7月度17位）

5音刻みで気持ちよく流れるサビのメロディーに微妙な感情の揺れが乗っかって、後を引く曲ですね。

スピッツは前作『みなと』に続いて、あと一歩のところで2位。

とは言っても、この2作を聴いて、「今年のスピッツは存在感があるな」、と感じたリスナーは少なくないはず。盛りを過ぎたベテランであることを認めて吹っ切れたような感じはなかなか若手アーティストには出せないものですよね。それでいてわくわく感があるところが彼ららしいところ。

1		うららのLa	ふくろうず	39.1	MV
2		醒めない	スピッツ	38	MV
3		翼	藍井エイル	36.1	MV
4		三日月トリップ	FUNKIST	36	MV
5		ラン・ロン・ロン	赤色のグリッター	35	MV
6		セカイ	ケトル	27.1	MV
7		mix juiceのいうとおり	UNISON SQUARE GARDEN	26	MV
8		LET IT DIE ～時をかける殺し屋～	惑星アブノーマル	25	MV
9		Odyssey	ザ・なつやすみバンド	24	MV
10		僕にとって君は	空気公団	22	MV
11		エポックパレード	シナリオアート	21.1	MV
12		Cガール	TRY TRY NIICHE	21	MV
12		Hero	安室奈美恵	21	MV
12		片想い接近	飯田里穂	21	MV
15		青春のすべて	Shout it Out	20.1	MV
15		ラストダンス	UNLIMITS	20.1	MV
17		恋日記	上野優華	20	MV
18		Shiny days	PiiiiiiiN	19	MV
19		calendar song	山田稔明	17.1	MV
19		YAMATO	竜馬四重奏	17.1	MV
21		会いたい	nowisee	16.1	MV

 

 

SUPER BEAVERが1次投票2位からの逆転で、「ありがとう」以来となる、2度目のグランプリ。

迷いなく進んでいく彼らの姿は、サブコンの中でも突き抜けた存在感ですね。

 

歓びに声を上げ叫ぶのは　幸せに手を叩き笑うのは

好きなこと　好きな人のことを　諦めなかったそんな瞬間だろう

 

時に目をそらしたくなるくらいに当たり前でまっすぐなメッセージですが、堂々と歌い上げる彼らを見ていると、すんなりと入ってきます。

惜しくも逆転でグランプリを逃したMOSHIMOも、初ランクインで大健闘。

「秘密」「猫かぶる」「横顔しか知らない」…なかなか癖のあるタイトルが並ぶランキングとなりました。

 

		曲名	アーティスト名		視聴リンク
1		秘密	SUPER BEAVER	50	MV
2		猫かぶる	MOSHIMO	46	MV
3		横顔しか知らない	ハンバート ハンバート	41.1	MV
4		FREE BIRD	SORAMIMI	38	MV
5		るーららるーらーるららるーらー	さユり	35	MV
6		Chuしたい	つりビット	32	MV
7		ゴールデンタイム	ORIGINAL LOVE	31	MV
8		オンリーワンダー	フレデリック	29	MV
8		コーヒーとシロップ	Official髭男dism	29	MV
10		奇跡を祈ることはもうしない	ハルカトミユキ	25	MV
11		Everything	ASH DA HERO	24	MV
12		大好き	大原櫻子	23	MV
12		魔法って言っていいかな?	平井堅	23	MV
14		あたしはあたしのままで	新山詩織	19	MV
15		星の中の君	Uru	17	MV
15		線香花火	ghostnote	17	MV
17		Crazy drive	赤い靴	16.3	MV
18		シャキシャキして!!	Gacharic Spin	16	MV
19		Morning Glow	SHE'S	14.1	MV
20		1st Love Story	Luce Twinkle Wink☆	14	MV

 

 

 

 

 

欅坂48の85ポイントを始め、3曲が50ポイント以上を集めた4月度から1転して、

今月は2次投票制を導入した2014年9月度以来最少となる32ポイントで植村花菜の「ただいま」が大接戦を制しました。

1次投票での1位推薦曲が16名全員バラバラ。結果うち９曲が圏外となる、等、かつてない票割れ。そんな中で、1次投票の僅差を守り切っての初グランプリです。

植村花菜は、サブコンでは、過去7回ランクインしており、最高位は13年3月度に「でこぼこ」で獲得した2位。

「ただいま」もメッセージ性豊かながらも、BGMとしても安心して聴ける、そんなポップミュージックの王道ですね。

1ポイント差で2位に続いたポタリ、3ポイント差で3位にランクインしたThe Winking Owlともに、今回初ランクインで存在感を示しました。

そんな中、ひそかに岡崎体育が1次投票で最多票を集め、20位で2次投票に滑り込み、見事逆転で8位にランクイン。

単なる皮肉・風刺ではなくて、制作意欲を感じる面白い作品ですね。

みなさま、今月もありがとうございました！

 

1		ただいま。	植村花菜	32	MV
2		君とアワー	ポタリ	31	MV
3		Bloom	The Winking Owl	29	MV
4		僕の名前を	back number	27	MV
5		無くした日々にさよなら	スネオヘアー	26	MV
6		ひずみ	HARUHI	25	MV
6		花瓶の花	石崎ひゅーい	25	MV
8		MUSIC VIDEO	岡崎体育	23.4	MV
9		希望の残骸	cinema staff	23	MV
9		泡沫サタデーナイト！	モーニング娘。'16	23	MV
11		堂々巡リ	イトヲカシ	22	MV
11		こころでもっと	カンパス	22	MV
11		バイカラーの恋心	Dorothy Little Happy	22	MV
11		BGM	シンガロンパレード	22	MV
15		銀河鉄道999	Cupitron	21	MV
15		years	odol	21	MV
17		恋したらベイベー	Shiggy Jr.	20	MV
18		alone	BAND-MAID	18.1	MV
19		Forever Dreaming	Czecho No Republic	17	MV
20		Lost Easy Girl ～ロスト・イージー・ガール～	シャルロット・ラバーズ	16	MV

 

20名の方に投票していただきました。

スーパーグランプリは今年も接戦となりました。

2015年度の年間グランプリは・・・

さユりのデビュー作、『ミカヅキ』となりました。

 

1位		ミカヅキ	さユり	51	MV
2位		流星Flashback	Fullfull☆Pocket	45	MV
3位		ターミナル	MY LITTLE LOVER	37	MV

 

平成生まれアーティストのグランプリはもはや日常になってきたこの頃ですが、

それでも10代でのスーパーグランプリとなると圧倒的にフレッシュですね。

（月間グランプリは石井杏奈、山崎あおいが該当。）

「ミカヅキ」はyoutube越しでも場の空気を作ってしまうくらい、気迫が凄く、ついリピートしてしまう楽曲です。

Fullfull☆Pocketは年間2位。今年はアイドルユニットのグランプリラッシュとなるのでしょうか。

 

さて、2016年度、いよいよサブコンは10年目に突入します。節目の年、引き続きよろしくお願いします！

2度のベスト10ランクインを果たした、からっと☆の元メンバー4名によって結成されたユニット、Fullfull☆Pocketの「流星Flashback」が独走グランプリに輝きました。今年1月度にサブコン史上初めてアイドルユニットのグランプリとなった つりビット に続いて早くも2組目となりました。最年少者は2002年（平成14年）生まれ、という圧倒的なフレッシュさには時代の変化を感じた人も多かったのではないでしょうか。

2位にランクインした万理音（まりおん）も18歳。荒削りで未熟さが残りながらも、しぼりだすような歌い方と、音数・言葉数を絞った的確な構成の楽曲の対比に、器の大きさを感じさせるシンガーソングライターの登場となりました。

さて、今年度も12曲の月間グランプリ楽曲がそろいました。近日中に、年間ナンバー1を決める決選投票；スーパーグランプリを実施したいと思いますので、どうぞ、ご参加・宣伝をお願いいたします！

1		流星Flashback	Fullfull☆Pocket	54	MV
2		36.7℃	万理音	42	MV
3		ひらひら ひらら	ClariS	40	MV
4		帰り道	anderlust	38.2	MV
5		君がいなきゃ	GOOD BYE APRIL	38	MV
6		はじまりのうた	THE LOVE	34	MV
7		飾りのない明日	熊木杏里	33	MV
8		8ミリフィルム	アカシック	25	MV
9		さくらぼっち	コアラモード.	22.1	MV
10		魂ノ歌	21g	22	MV
11		ヒトミシリ	カノエラナ	21.1	MV
12		Lovers	Sumika	21	MV
13		ブラックベリー・ジャム	NONA REEVES	20.1	MV
14		WAKE ME UP！	沢井美空	20	MV
15		忘れもの	ARKS	19.1	MV
16		エンドロール	ドラマストア	18.2	MV
17		アクセンティア	藍井エイル	18	MV
18		CITY DANCER	Often Mofun	17.1	MV
19		運命のルーレット廻して	La PomPon	17	MV
20		さくらのうた	高橋優	15.1	MV

 

初エントリーのGLIDERが他を大きく突き放して独走グランプリ。
GLIDERは埼玉県本庄市出身の栗田兄弟・椿田兄弟によって編成される４人組のユニット。
平均年齢22歳ながら、夕焼けをイメージさせるような落ち着きのあるメロディー展開で王道を攻める感じが印象的ですね。

メンバー全員が今年成人式を迎えた5人組ガールズバンド、たんこぶちんは２位にランクイン。
『泣いてもいいんだよ』（2015年1月度）、『花火』（2015年8月度）、と着々と存在感を増しています。

みなさま、今月もありがとうございました。
2015年度のグランプリ枠残り1つを獲得するのは、どのアーティストでしょうか。1次投票は来週受付開始予定です。来月もよろしくお願いします！

1		GO	GLIDER	48	MV
2		Bye Bye ～君といた春～	たんこぶちん	40.1	MV
3		NO.2	サイダーガール	30	MV
4		未来へ	ナオト・インティライミ	29	MV
5		多数決	amazarashi	28	MV
5		友達と呼べる君へ	風男塾	28	MV
7		Love your enemies	分島花音	27	MV
8		旅立ちの花	Goodbye holiday	26	MV
9		東京絶景	吉澤嘉代子	24	MV
10		春色ラブソング	Saku	21	MV
10		リップサービス	The Floor	21	MV
12		底なしの愛	アンテナ	20.1	MV
13		ラブソング。	松室政哉	20	MV
14		Un-science	SHE’S	19	MV
14		ダンシャリーナ	金木和也	19	MV
16		confusion	nowisee	18	MV
16		あきらめの街抜けて	荒井岳史	18	MV
18		薄紅	LACCO TOWER	17	MV
18		17歳	れいん	17	MV
20		鍋奉行パエリアに挑戦	四星球	15	MV